塩分濃度

久しぶりの更新になってしまいました。
この間、父の主治医の診察で衝撃を受けたり、栄養士さんに泣きついてアドバイスを貰ったりと色々あったので纏めます。

父の糖尿病主治医の診察

血糖コントロールは順調。
基準となるHbA1C(赤血球中のヘモグロビンが糖と結合している割合を示す値)は6.7%。前回より下がっている。10月に生活が激変して相当強いストレスを受け続けた割には良い値。腎臓病も5段階ステージの2段階目で現状維持。

主治医の食事アドバイスは以下。
・目標摂取カロリーは1600~1800の間。
・炭水化物やタンパク質の摂取は一般的な割合で問題ない(炭水化物だったら50~60%の間)
・パルスイート等の人工甘味料の使用は問題ない。
・塩分50%カットの塩(その代わり高カリウム)の使用も問題ない
・運動した後は、プロテインを飲んでも良い。
・血圧がかなり高いので塩分は6g未満に控える。

血糖コントロールが順調と知ってニコニコと先生の話を聞いていましたが、最後の血圧で爆弾もらった気分です。高血圧の薬はもう飲んでないと聞いていましたが、処方されてるけど勝手に飲むのをやめていただけでした。
聞けば最近の上は190。いつ倒れてもおかしくない値で衝撃でした。

薬を飲んでいなかったここ1年で確実に血管にダメージは蓄積されているでしょう。
父の言うことを鵜呑みにしてはいけないという原則を失念していました。

減塩の迷走

さて、塩分は一日6gと言われたもののどこから手をつければよいものか。
糖尿病の食事療法に力を入れてきただけに、実は減塩の方が重要でしたー!という事実に腹は立ちますが、それはともかく対策が必要です

塩分は一日6gまで。1日3食なので1食の塩分は2gまで。ひえー
寒いので汁物は外したくないし…と食事だけでも中々6gに収まりきらない上に父が間食するのであっという間に6gオーバー。相当イライラする日々が続きました。

栄養相談と減塩料理本

こりゃいかんと思い病院所属の栄養士に栄養相談を申し込みました。

栄養士の食事アドバイスは以下。
・汁物は1日1回。水分量は少なめ。冬は暖かいお茶で暖をとる
・ごはんに糸蒟蒻をまぜてボリュームアップさせる
・野菜を規定量より多めにとるのは構わない
・油脂や調味料を規定値より少なくするのも構わない。

自分が味噌汁好きなので1日1回は辛いなぁと思いつつも仕方ないです。
ごはんに糸蒟蒻を混ぜるのは目から鱗でした。早速試したところ父に好評だったので続けています。
糸蒟蒻入りご飯を一度冷凍すると蒟蒻の組織が壊れてチリチリになりかさましにならないので、糸蒟蒻は茹でて細かく切ったものを冷蔵庫に保存しておき、レンチンしたごはんに混ぜています。

更に奥薗壽子さんの減塩レシピ本を注文。『超簡単!極うま減塩レッスン』
この本がとても良く、塩分少なめでも久々に美味しい料理を作ることができました。
やっとモチベーションが上がってブログも復活したというわけです。

またゆるゆるとやっていこうと思います。