おかん飯2より、鶏肉の丸ごと唐揚げ

2019-04-30

漫画家の西原理恵子さんと言えば、メディアでの過激な発言と高須クリニックの院長とお付き合いしていることで有名ですが、料理本を出されていることをご存知でしょうか。

料理研究家の枝元なほみさんとの共著になっていて、料理本と言ってもそこは西原さん。淡々とレシピを掲載するのではなく、一品ごとに「レシピの紹介に1ページ、料理中の二人の掛け合いに1ページ」を割いていて読み物としても抜群に面白いのです。まあ、料理はほとんど枝元さんが作ってる気がしますが。

シリーズものとしてこれまでに4巻刊行されていて、自分が好きなのは2巻に掲載されている「鶏もも肉の丸ごと唐揚げ」です。元レシピはもうびっくりするくらい簡単で

鶏もも肉一枚を片栗粉をまぶして油でじっくり揚げるだけ。味付けは揚げた後に熱いうちに塩を振るのみ。お好みでポン酢と大根おろしで召し上がれ。

です。シリーズを通して何度も出てくるフレーズは「何もしないから美味い」。これだけで大体どんな料理本なのかわかると思います。

さて、うちで作る場合は胸肉を使用するので多少アレンジします。といっても肉を開いて薄くして、片栗粉の前にバッター液(卵+小麦粉+水を混ぜたもの)に浸すだけですが。皮はパリパリ、バッター液のおかげで胸肉でもパサつかずジューシーで美味しいのです。あっという間にできるので月1ペースで作って食べてます。

満足度高いので是非。

ごはん

Posted by 胡麻